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カテゴリー「薬膳のお話」の5件の投稿

2015年2月16日 (月)

薬膳 「補気」 を考えたお食事

今回は教室の宿題でもあった 「補気」 を考えたメニューです。

人間が生きていく上で最も大切なもの 気 血 津液

いくら丈夫な心臓や健常な肝臓を保持していたとしても、血がたっぷり充満していたとしても 「気」 が足りないと全く機能しません。しかしこの 「気」 現代医学では解明することができない代物です。でもその存在は生きている人間なら自ずからわかりますよね。

その大事な「気」は24時間上がったり下がったり、病魔や気鬱の邪気に脅されたり。それにより体調にも影響がでるのです。今回は冬の寒さを吹き飛ばし忍び込もうとする邪気を追い払う「気」を補う補気のお料理を考えてみました。

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「補気」の果物の中に大好きなアボガドがあります。コストコで大量にゲトした食べ頃のアボガドがあったので使ってみました。丹波の黒豆納豆と塩+マヨネーズ少々で和えました。寒い時期に涼性の食べものであるアボガド、それに温性の納豆を加えてバランスを取りました。

アボガドは脾肝肺胆に良いとされるありがたい果物です。森のバターと言われるだけあり少しカロリーは高いですが他で調整して機会があればどうぞです。納豆のねばねばは血液をさらさらにする力があります。血栓予防に納豆です。


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補気の王様、牛肉でたたきを作ってみました。
舞茸のバター焼きを添えて。

このメニューは先生から「体力の無くなっている人には向かない」とご指摘がありました。はい、その通りです。よわよわになっている方はも少し消化しやすい料理方をお勧めします。今回は健康状態の良いかた向けですね。

ちょっとこの数か月ダイエットに励み過ぎ・・・・結果ちょっとヤバイ状態になりました。とても厚みもあり丈夫な爪だったのですが先端から割れてきたのです。これはいけないと少しお食事を考え直しました。時にはがっつりお肉もいってみましょう。

五臓を守ってくれる茸類もどんどん頂きましょう。クミョンは半生くらいに乾燥させて冷凍庫にいっぱい保存してあります。使用時は解凍しないでそのまま調理してね。


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スープはさつま芋と春を呼ぶたらの芽のお味噌汁です。

具がよく見えるように浅い器にいれました。芋類は冬の補気に一番です。食べると元気になるっぽいのは補気の食べ物だったからです。風邪ひきさんはポタージュスープにして気を補いましょう。


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半分残ったアボガドをネットで見つけたお料理を作ってみました。あ、今回の献立って全てお料理しましたって言えるほどの物ではありません。いつもそうですが(汗)、簡単に作れるってめっちゃ大事だと思うんですけど、違うかな?

種を取り出した穴をもう少し大きくして生玉子を割り入れます、白身のドロンとしたとこは除外しました。塩コショウを少々、パルメザンチーズを振りかけます。トースターでチーズがとろっとなったら出来上がり。スプーンですくって余は満足じゃ♪

「気」のお話に戻りましょう。では気はどこにあるのか?って身体を鏡に映しても見えませんよね。中医学では(むっちゃ概念的!!だと思うのですが)父母から授かった先天の気は腎に宿ると言われます。この先天の気と後天の気(外気からや普段のお食事などで得た気)でもって人間は支えられているとされています。後天の気をしっかり得ないと大事な先天の気を使ってしまうことになり、不摂生の行く末は・・・・言うまでもありませんよね。

補気の食べものは山芋、栗、鰻、山椒、シナモン、海老、カボチャなどなど多すぎて紹介しきれないのですが・・・・気虚に陥らず楽しい春を迎えられるよう日々のお食事をしっかり考えて摂りましょう。

END

2014年9月16日 (火)

秋の薬膳料理教室

 

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薬膳というと参鶏湯みたいな漢方の香りがぶーーんな物を想像しがちですが、お勉強している教室では季節や身体の調子に合わせた食品を考えて摂取することを薬膳とするのでどこの国のお料理も薬膳になるわけです。基本はまず美味しいこと。テーブルセッティングも美味しく頂くためには大事ですね。

夏枯れを克服する薬膳料理が今回の内容でした。

先週あたりから急にお肌が乾燥してきて怖っ!て、そこのあなた。

この涼しくなり始めた頃が超危ない時期だそうです。夏の暑さが少し穏やかになり、ふっと安心したそこにつけ入る「乾燥魔人」!!この時期お肌も身体の中も夏の暑さでぐったりきています。すばやい対策が必要な時です。お高い化粧品も手助けにはなりますが根本は食べる物で補う必要があります。さ、乾燥魔人を退治いたしましょう。

↑ 「さつま芋とアーモンドのスープ」

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さつま芋はアーモンドスライスと共に煮て、皮は飾りつけ用にオリーブオイルで軽く揚げておきます。さつま芋は脾や腎に補気を与え年中食べることの出来る優れ根菜です。ブイヨン、生クリーム、塩少々で味付けます。

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これ↑、鍋で直接出来るので便利ですね。

でもミキサーの方が早く混ざります。

甘さが優しい美味しいスープでした。


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↑シシカバブ風グリルチキン

シーシュ(串)ケバブ(焼肉)なので本当は串に刺しますが作り易い様にオーブン皿で。鶏肉はヨーグルト、ターメリック、パプリカパウダーに15分ほど漬けておきます。

ターメリックはウコンですね。苦い味が体内の熱を逃す働きがあるそうです。玉葱やパプリカは消化を助け、人参は血を補い、オクラのぬるぬる成分ルチンもお腹の働きを助けます。

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インド製の容器に入ったきれいな香辛料たち。

インドの主婦が家族の体調に合わせて作るカレーは薬膳そのものですね。


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200度のオーブンで、20分ほどで出来上がりました。

鶏肉が柔らかい、お野菜の味も凝縮されて美味しいです。

お野菜はオーブンで焼く前に塩とオリーブオイルをまとわせておきます。


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切る前なのでちょっと何これ?ですが 「ハーブ入り簡単しっとりパン」

本当に簡単、ケーキとスコーンの間みたいなパンでした。



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ディルと半生のイチジクを細かく切って、小麦粉とベーキングパウダーに混ぜ込みます。溶き卵、牛乳、ヨーグルトをヘラで練ってオーブンで焼いたら出来上がり。粉をふるったりもしないので簡単です。甘味は肺を潤す働きのあるハチミツを少し、美味しかったのでまた作ってみようと思いました。

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デザートは 「夏枯れ肌へのチーズデザート」

マスカルポーネチーズをしっかり水切りし泡立てた生クリームと混ぜ、キッチンペーパーを2重にして包み冷蔵庫で冷やします。

旬のイチジク、イチジクジャムとローストアーモンドが添えられました。

薬膳の効能とお料理も学べる有意義な時間でした。

しかし今回恐ろしいお話が・・・・・

この時期は夏と戦って身体が弱っている時期、きつい香辛料は控えて消化の良い物を極力食べて根本から治すように。こんな時に辛すぎる食事とか消化の悪い焼肉とかはもっての外と!!

がぁあ~ん、やばいっす。今週末に掟破りの予定が待っています。

END

書いている間に関東でかなり大きな地震がありました。
遠い尼崎でも少し感じることが出来るくらいだったので今回の揺れは
かなり大きかったと思われます。今後の余震もご注意ください。



 

2014年8月12日 (火)

薬膳のお話➁

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健康診断直前のデトックス期間、ランチを控えているので薬膳のお話いっときます。今回はクミョンもまだ輪郭程度しか把握できていない陰陽五行の少々込み入ったお話なので画像を交えながらぼちぼちと。

↑は産直のお店でゲトした「オクラの花」です。12,3cmほどの大きな花です。さっと湯がいてポン酢で頂きました。オクラ同様とろっとした粘りが出て不思議な食感。お花を食べるってなんだか美人になるような気がしません?

ではでは陰陽五行のお話を。この思想が始まったのは紀元前700年から400年頃の中国春秋時代ってーからめっちゃ大昔ですね。キリストさんなんかまだ生まれてないし。別にこっちが賢いって言ってるわけではないですが東洋ではそんな昔から「世界はこの陰陽五行で全て成り立っている」って言いきっちゃってるわけです。確かにそうだなーと2014年の夏に生きるクミョンも納得の内容です。何もかも万能の様に言われるネットの世界もこれにはかないません。

まず取っつきやすい「陰陽説」から、この世に存在するものは全て「陰」と「陽」に分けられるという考え。陰陽の順に書くと女と男、夜と昼、下と上、月と太陽、水と火・・・・・・それらはお互い対立しながらも依存しあっている関係なので一方だけでは成立しない。

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↑がよく目にする「陰陽太極図」です。この様に陰と陽がバランスよく保たれた状態を「陰平陽秘」といい、五臓六腑もこれに分けられるので人間に当てはめるとこの状態を保っているのは健康だと言えます。

ではここで質問です、人間の背と腹どちらが陰でどちらが陽でしょう?
人間はもともと四足で生きていた生物なので太陽が当たる背が「陽」で日陰になる腹側が「陰」と区分するそうです。そして上半身は陽で下半身は陰。

なんだか宗教じみてる・・・・って思うかもしれませんが、これはあくまでも思想であり宗教ではありません(ごめんなさい、クミョン宗教駄目)太極拳や少林寺、道教などはこの思想から派出したものです。日本だとひところ人気が出た陰陽師の阿倍清明かな。

もう早頭痛がしてきた人の為に休憩タイム。

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前回の薬膳教室でのオヤツです。
オーガニックの棗、クコの実、竜眼を黒砂糖で炊いたものです。

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作る前の材料、立派な特大の棗でした。「大棗」と言われ胃腸虚弱、血液浄化、精神安定に良いそうです。竜眼は「龍眼肉」と言われ神経性の疲労回復、心臓の強化、血を増やすなど。クコの実は「枸杞子」肺炎の咳防止、精力増強、視力回復。

ちょっと休憩したところで、「五行理論」に入ります。森羅万象を性質や特徴に合わせて「木、火、土、金、水」の五つに分類する考え方です。この5つはお互い相生関係にあります。木が燃えて火が生まれ、火が燃え尽きて土に帰り、土の中から金(金属)が生まれ、金の周囲には水滴が溜まり、水は木を育てる。

しかしこれらはお互いに制御する相克の関係でもあります。木は根を張り土から養分を奪い、土は堤となり水を堰き止め、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は形を変え斧となって木を倒す。


うーむ、なるほどって思いません?季節も5つに分けられ、人体の臓腑もその性質によりそれに当てはめるらしいです、らしいってまだまだクミョンはよくわかんないから。この時の臓腑は西洋医学の臓器とイコールではないようです。例えば「脾」ってのが出てきますがこれは脾臓のことではないようです。「臓」と「腑」はそれぞれ相互に表裏の関係に連帯している(経路)ので全く関係ないように見えるものが繋がっていたりします。

五臓 肝、心 脾、肺、腎

五腑 胆、小腸、胃、大腸、膀胱

五主 筋、脈、肌肉、皮毛、骨

五官 目、舌、口、鼻、耳

例えば肺と大腸、心臓と小腸は経路でつながっているのでそれを鑑みながら治療していくのです。「耳」は「腎」と繋がり「鼻」のトラブルは「肺」や「大腸」に関連する・・・・・・

これからまだ「五味」「五欲」「五過」とあるのですが、これを全部書いていくと明日までかかりそうなくらいなのでまた折をみて、小出しにいたしましょう。

あーしんど、お疲れ様でした。良い復習になりました。
次回はもっと概念的な「気・血・津液」のお話です(汗)

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講師の方が毎回「はと麦」を薦められるので富沢商店でゲトしてみました。180gで500円くらいでした。お安くはないですね。水でよく洗って3時間以上つけてから白米と普通に炊きます。ぷにっとした食感でクミョンは好きです。

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オクラの花の中にこんな可愛い物↑が存在していました。これがあのオクラになるのでしょうか?横の物体は皮を剥いたヘチマです。これは本当に内熱を取ってくれる美味しいスープになるので見つけたら必ずゲトします。湯がき過ぎ注意です。

立秋は過ぎましたが旧暦では本日8月12日は7月17日なのでまだまだ暑さ真っ盛りが続くわけですね。因みに9月23日秋分の日でようやく8月30日です。で、頭こんがらがりそうですが今年は閏で10月に9月が2回あります。昔の人は閏をどうして過ごしていたのでしょう?お誕生日が2回来る人もいるわけで、不思議です。

暑い夏の日に長々とお読みいただきありがとうございました。

END

 

2014年7月30日 (水)

薬膳料理教室を体験してみました。

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薬膳料理教室の体験レッスンを受講してみました。なんとお題は・・・・

「夏枯れ防止 爽やか美人の薬膳」 夏枯れって恐ろしい言葉ですね。お食事で夏に失われがちな水分を補給して秋には美人になろうって魂胆のようです。

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まず講師の方のお話を伺いながらお茶を頂きました。赤いお茶はハイビスカスとミント、黄色いお茶はレモンバーベナとドクダミとミント。それぞれ薬効があるので書いておきますね。

ハイビスカス  赤い色は血を補う作用あり、鉄分の補強 貧血に効果あり。
ミント       これは誰でもわかる 夏の火照りを覚ましすっきりさせてくれます。
レモンバーベナ 精神を落ち着かせてくれる作用があるそうな
ドクダミ     熱を冷ます 夏にドクダミ茶はお勧めだそう・・・・けどまじゅい

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今回使用したハイビスカスは台湾のオーガニックのもの。


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教室として使用した「キッチンタウン クリナップ大阪」見晴らし抜群。大阪城や遠くには阿倍野ハルカスまで望めました。高いとこ好きのクミョン、この景色を見ているだけで癒されます。あーやっぱ高層マンションにすりゃ良かったなぁ。


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塩豚って作り置きできるし便利ですと推奨されておられました。豚は水畜と言われるほど、ビタミンも多く含む夏に一番のお肉です。
豚のかたまり肉400gに天然塩小さじ2程を豚の全面によく擦り込みディップがでるのでキッチンペーパーで包んで袋にいれて冷蔵庫で保存。3日目~10日くらいが食べごろとか。キッチンペーパーを毎日代えるのをお忘れなく。今回はサラダに添えて。


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「滋養夏ご飯」

トウモロコシは横に寝かせて切ると一粒づつが壊れなく切れます。白米と水につけておいたハト麦で炊き込みご飯を作ります。素材の味を楽しむためお塩は控えめに。


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圧力釜がシューと泣いてから3分。ふっくら仕上がりました。これで特筆すべきはトウモロコシの柔らかいヒゲも短く切って混ぜ込んだこと。ヒゲの部分に栄養がたっぷり!!茶色いヒゲはお馴染み韓国茶の「トウモロコシのヒゲ茶」に使用されています。南蛮毛と言わえれる立派な漢方薬剤です。利尿作用があるのでむくみ解消によいようです。でも冷たくして飲んでは駄目駄目で、少なくとも室温か体温くらいで飲むのがよろしいとか。


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「安神の麦サラダ」

クスクスをお湯で戻しトマト、キュウリ、玉葱は小さ目のさいの目にカット。ミントの葉を細かく刻んで混ぜ込みます。ミントをたっぷり入れることでモロッコのタブーリサラダ風に。安神とは神経を安らげるという意味だそうです。寒涼性のトマトとキュウリで冷えすぎないよう温熱性の玉葱も加えます。ここではクスクスですが夏に麦は必須のようです。体の中の内熱を和らげる効果があります。けど小麦は小麦でも冷たい素麺ばかり噛まないで飲み込んでいると秋にはブスが誕生と講師の方はおっしゃいました・・・・。


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「冬瓜入りの夏のミネストローネ」 「夏の葛饅頭」 とで完成です~。

冬瓜は実は捨ててしまう皮や種に利尿作用など栄養が一番あるとか。今回は塩豚の茹で汁を使いましたがスープ作る時冬瓜の皮も入れて知に栄養を含ませ取り除くと良いとか。めんどくさいけどそのひと手間が美人を生むと思って頑張るべし。

トウモロコシのヒゲは食べてもどこにあるかわからないくらいです。
これからは捨てないで食べちゃいましょう!!


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葛饅頭の餡は緑豆を炊いたものでした。クミョン苦手だけど我慢して食べました。緑豆は熱を取るだけでなく食中毒の予防に効果があるとか。緑豆は普通の鍋で炊く場合水は1.5倍で。富沢商店などで売っています。


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レモンをたっぷり絞って、この安神の麦サラダと塩豚美味しかったです。簡単にできちゃうので皆さまにもお勧め。講師の方いわく、スーパーで買い物する時点から薬膳は始まっていると。夏は揚げ物を買って帰る人が多いということですが、果たして使われている油はどんな油でしょう?そのチキンはどこから来たチキンでしょう?


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講座終了後はクリナップのショールームへ。6タイプほどの展示がありました。↑は「ギャルママ」のキッチンだそうな。冗談じゃないよ、マジでそんな名前でした。

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こちらは「サーファーのキッチン」だそうな・・・・クミョンはリフォームするとしても10年後くらいだからギャルもサーファーもまず関係ありませんね。

薬効もお勉強できる楽しい講座でした。冷たいものについつい手が出る夏ですが気持ちが良いのは喉まで、胃や腸は悲鳴を上げているかもしれません。標語「その一気飲みがブスを呼ぶ」 とか言いながら昼Bに手が出そうな今日この頃の暑さです。

END




2014年7月21日 (月)

薬膳のお話 ①

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第1回の講座のお話をする前に第2回が先日行われました。2回目は陰陽五行説のお話でかなり難しくまだクミョンも消化できていないので今回は第1回目の講座内容から少し垂れ流して書きたいと思います。めんどくせー、と思った方は薬膳のお話の時はスルーしてくださいね。

薬膳教室というから薬膳料理を作って毎回食べているとお考えの方、残念でした。そうではなく2時間薬膳の基礎を講師の方が初心者にも良く分かるように噛み砕いて話して下さる講義教室です。毎回途中でオヤツタイムがあり↑は今回の緑豆を柔らかく炊きハチミツを少し加え、葛を溶いて上からかけてあります。クコの実も添えられています。

画像なしで書いていくと寂しいので我が家の貧飯と共に。

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「大根と豚バラの炒め物」

コストコの豚バラ肉は分厚くて美味しく冷凍庫の常備品になっています。色が変わるまで炒めて取り出しておきます。今回大根は煮ることはせず薄めの半月に切って胡麻油で歯ごたえがしっかり残るくらいまで直接フライパンで焼きました。豚バラを戻しいれてからオイスターソース、酒、塩、はちみつに水溶き片栗粉、で味付けます。分量?テケトー。みじん切りのニンニクと葱を忘れずに。


まず薬膳とはなんぞや?から始まりました。中華料理にタツノオトシゴや朝鮮人参などの漢方食材を入れた豪華料理、そう思っていらっしゃる方もおおいかと。クミョンもそのくちでした。もちろん漢方と薬膳は密接な関係ではあるのですが、薬膳=漢方ではないということ。


薬膳はそれを食べる人の体質体調をよく知り、食材が持つ効能を知り不調を改善して心身のバランスを整えて自然治癒力を高めるという考え方のことです。そして第一条件は美味しくなくてはならないということだそうです。よく言う「薬食同源」の考えです。


そして全ての自然界からの食べ物は正しいということ。その食べ方に起因する問題が多くみられることを忘れてはならないと。季節により食べるべきもの、体調により避けるべきものの知識を得ることが大事なのです。そしてこの2つの大事なキーワード。


「天人合一」

人は自然界の一部であり、自然の変化法則の制約を受けそれに順応することで健康を保つことが出来る。


「身土不二」

人の体は生まれた土地の自然環境とは切り離せない。その土地で暮らしその土地の作物を食し、自然の摂理に逆らうことなく生活をする。


やれフランス料理だイタリア料理だと飛び回り食べ散らかしている自分が恐ろしい。クミョンを作っているものはこの口に入れているもの、これからは反省の元に・・・・食べ歩きたいと思います。悪行は続きますからご心配なく。

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「海老ちり+トマト」

ひよこ食堂さんのレシピから。このサイトのお料理は冷蔵庫にある食材で今晩にも作れそうなものが多いのでよく活用しています。海老チリにトマトを入れただけでいつもの海老チリが夏バージョンに変化しました。トマトは火を通し過ぎないように最後にさっと混ぜて出来上り。


食物にはそれぞれ食性があるというお話は特に興味深かったです。


身体を温める性質の温熱性食物、どちらでもない平性といわれる食物、身体を冷やす性質の寒涼性食物。少し両性の物もあるようですがこの3つのどれかにあてはまるそうです。


茄子や胡瓜、トマトに苦瓜は身体を冷やす食物というのはなんとなくわかりますよね。逆に玉葱、ニンニク、にら、生姜などは身体を温めます。それらは加熱しても性質は変わりません。蓮根と大根は特別で生だと寒涼性ですが加熱すると平性に変わります。雰囲気でだいたい分かりますが???と思うものも多いです。


穀類の中でインゲン豆と納豆は温熱性、でも栗や小麦、大麦、はと麦、緑豆は寒涼性です。夏のデザートとしてオヤツに今回頂いた緑豆は外気で火照った体を覚ます為だったのですね。暑いからと冷たい飲み物をガブ飲みするのではなく食物で身体をコントロールするのが薬膳の考え方です。冷たくて美味しいからと小麦からできる素麺ばかり食べていると身体を冷やし過ぎて肌荒れの原因になるということでした。冬の体は夏作られるとも言いますよね。


何が不思議って鶏肉牛肉は温熱性、豚肉は平性、合鴨、馬肉、は寒涼性。卵黄は平性で卵白は寒涼性。海老は温熱性だけれど蟹は寒涼性。冬に蟹を食べ過ぎたら駄目なのかしら?とか黒砂糖、酢、酒、味噌は温熱性、白砂糖、食塩、醤油は寒涼性にわけられるそうです。


旬の物をできるだけ取り入れながらこれらの分類を考え献立を組み立てていくのが最終目的です。それまでに薬膳の基礎の基礎になる講座もこれから控えています。第2回を受けて薬膳の奥の深さが少しづつわかり、興味の度合いが増してきました。また機会がありましたら薬膳の話➁を続けていきたいと思います。


END